ファクタリングで起こりうるトラブルとは?

①ファクタリング手数料

ファクタリング会社は売掛金の全額を資金化してくれるわけではなく、将来入金予定の売掛金を早期資金化する分ファクタリング手数料をとります。
ファクタリング手数料は、ファクタリング会社によって異なります。

売掛債権の質や、売掛先企業の業績などを審査し、そのリスクに応じてファクタリング手数料を設定するのが一般的です。
法外な手数料をファクタリング会社が設定してきたら、その理由の説明を求めたり、他社にも見積もりをだしてもらうなどした方が良いです。

_1098-2085

 

②ファクタリング会社が契約書などを作成しない

ファクタリング契約をするにあたり、売掛債権の内容や、入金額なども契約内容、入金日などを明記した契約書が作成されるべきです。

もしファクタリング会社が口頭で良い条件ばかりを並べて、契約書を作成する気配が一向にないようなら契約書を作成するように伝えましょう。

 

_1098-2085

 

③企業による虚偽報告

ファクタリング会社は、企業から問い合わせを受けて、その企業についての情報として年商や従業員人数、売掛先企業との取引内容などの情報開示を求めてきます。

もし、ファクタリング会社に契約してもらおうとして虚偽の報告をしてしまい、その後ファクタリング会社の審査・調査でそのことが発覚すれば、ファクタリングは実行されない可能性があります。

 

ファクタリングは利用者である企業と、ファクタリング会社との信頼関係によって成立します。
特に2社間ファクタリングでは取引先企業に通知もせず、ファクタリング会社にとって高リスクでの取引になるので、虚偽の報告などには敏感になるでしょう。

 

TAN_uwanensyuhikusugi500_2

 

④企業による二重譲渡や使い込み

2社間ファクタリングの流れとして、企業が債権をファクタリング会社に譲渡し、手数料を引いた金額の売掛金額を入金します。その後、期日通りに売掛先である取引先企業からの入金があり、その入金後すぐにファクタリング会社に支払うという流れになります。

 

ここで挙げられるトラブルとして、利用者である企業が他のファクタリング会社にも債権譲渡契約をして早期売掛金入金をしてもらう二重譲渡です。
また、取引先企業からの入金された、本来はすぐにファクタリング会社に支払うべき売掛金を使い込んでしまうというケースです。

このような場合に備えて、ファクタリング会社は契約時に対抗要件として債権登記の準備をしています。登記をすれば、2社間ファクタリングを選択していても取引先企業に知られてしまったり、ファクタリング会社から法的措置をとられることになるかもしれません。

5e7840a103229f3db18206554f5938b9

 

悪徳ファクタリング会社に気を付けると同時に、利用者である企業も虚偽の報告をしたり、使い込み等しないようにして、ファクタリング会社との信頼関係を構築しましょう。繰り返しの利用を考えているならなおさらです。